■2019/05/29【日記】#20.電気羊は森の暮らしを夢見るか?

電気羊、というのが具体的にどんなものかは知らないけれど、「電気」羊というくらいだから電気を動力とした羊なんだろう。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

だとすると、電気羊は、電気のない僕の森で生活したいと夢見たりするのだろうか。

窮屈な都会暮らしの電気羊は「そんな自然の中で暮らすのも楽しそうだなぁ…」なんてことを思うのかもしれないが、すぐ現実に立ち返って「でも、電気が来てないんじゃやっぱり無理か…」と諦めるのかもしれない。

さて、今回は電気の話。
僕が電気羊かアンドロイドだったら、きっとこの森での生活は「夢」のまま終わっていたかもしれない。

しかし、さいわい僕は電気羊ではないし、(たぶん)アンドロイドでもないはずなので、「電気がない」ということが「生命の危機」には直結しないのである。

日本で初めてのアーク灯が点灯したのは明治15年(1882年)のことだったという。つまり、今から140年くらい前。一般家庭に電気が入ってきたのはいつ頃か、という話は平成生まれの僕にはあんましよく分からないのだけど、まぁざっと100年とか150年とか前と考えればそう間違ってないだろうと思う。

150年もさかのぼれば日本人はみんな電気を使わずに生活していた。パソコンもテレビも、冷蔵庫も洗濯機もなく、よくも暮らしていたもんだと思っていたけれど、やってみるとどうにでもなるものだ。

といっても、僕は電気を使っているわけだから、本当に電気がない生活はやっぱり大変だろうな、とは思うけれども…。

僕が日常生活で使っている電気を列記すると、
・携帯の充電
・カメラの充電
・夜間の照明
・マキタ14.4ボルトのバッテリー充電
・たまーにノートPC

そのくらいなものだ。
もしも森で完全にひとりで暮らすなら、電気はぜんぜんいらないのだけれど、このブログ書きたいし、ツイッターもやりたいし、YouTubeもやりたいし、となると少しは必要になる。

その少しばかりの電気をどのように得ているのか、ということについてこの記事では書いていきたい。

【1:マクド○ルド期】
森へ引っ越してきて最初期はもっぱらマクド○ルドに頼っていた。森で生活を始めるにあたって大容量のバッテリー(【電池革命】Beaudens ポータブル電源 52000mAh )を購入していたので、マックの客席についてるコンセントから充電させてもらっていた。

電池革命

空っぽのバッテリーを満タンにするのにざっと5から6時間かかる。僕はマックの客席で過ごしていた。シェイクのストロベリーのLサイズを注文し、フリーWi-Fiに接続してAmazonプライムの映画をダウンロードしつつ、ブログ記事を書いたり、本を読んだりなんかしながら5〜6時間時間を潰すのだ。そんな日が週に一回くらいの頻度であった。スマホは車を運転しながらシガーソケットからも充電して過ごした。週に一度、電気が得られて、割と早いネット回線を使える日があるというのは割合、生活にメリハリがついて良かったのかもしれないと思う。何となく「休日」という雰囲気のする一日の過ごし方だ。

その日に僕は近くの水くみ場へ車を走らせ20リットルの水を汲んでいた。週に一度、「水と電気を補充する日」というのを設けていたのが最初の頃のやり方だった。

ただ、このやり方の最大の問題点はマックでお腹が空いてちょくちょく「何か」を食べちゃう点だ。ある時はポテト、ある時はアップルパイ…便利な場所、楽しい場所というのはお金を使わせる妖怪が住んでいる訳で、5、6時間その妖怪の誘惑と戦い続けるのは相当の覚悟を要する。

【2:太陽光パネルを買ってから】
マックで電気を供給していたのは最初の1ヶ月くらいの間だった。その後はどうしているのかというと、バッテリーに繋いで充電可能な「太陽光パネル」を買って、天気の良い日に表に出して、森で完全に電気を自給するようにした。

僕が買った太陽光パネルはRENOGY 100W 単結晶 ソーラーパネル100Wってやつです。
Amazonで13000円くらいでした。


ソーラーパネル

たぶん、バッテリーもパネルもこのところの相当の安くなってきているのではないかと思う。

僕の場合はバッテリーと合わせて2.5万円ほどで電気設備を手に入れられた。

発電状況はどうかというと、「贅沢しなければ不自由しない程度」といった所。

天気の良い日に表に出して、一日中放っておけば、満タンになっている。天候に左右されるが、1週間連続で雨が続くなんてことは滅多にないので、この設備で電気に困ることはほとんど無い。うっかり外に出し忘れたりなんかして、バッテリーが空っぽになってしまうこともあるけれど、そんな時はとっとと寝てしまって太陽が昇ってくるのを待てば何も問題はない。どうしても返信しなきゃならないメールとか何かはマックまで車を走らせるか、車のシガーソケットから補える。

【太陽光パネル+バッテリーで使える電気はどの程度か】

僕のバッテリーの容量ら52000mAhとかって書いてある。太陽光パネルの発電能力は100Wらしい。僕はそういう性能表示には疎いので、そういった数値を言われてもいまいちピンと来ないのである。たぶん多くの人はそうなんじゃないかなと思います。この設備でどんな感じに電気が使えるか、ということを超個人的に、超主観的に書いておこうと思います。あくまで目安ですが、もしもオフグリッドに興味がある方がいたら参考程度に読んでみてください笑

・携帯は充電し放題
・デスクトップpcは15〜20分限定で使える
・ノートpcは意外といける
・夜間の照明もたいてい大丈夫
・突然真っ暗になることもある
・そんなときは早く寝る
・マキタのバッテリー(14.4v)は1個半〜2個くらい満タンにできる

…こんな感じ。
伝わるだろうか。

あと、書いておこうと思うのは、冷蔵庫のこと。

僕は持ってないので実際どうなのか、ということは分かんないけど、たぶん「常時稼働させておくのは難しい」くらいだと思う。短期間だけ、たとえばジュースを冷やしたい!とか氷を作りたい!くらいはもしかしたらできるかもしれないけど一週間分の食材を買ってきて保存しとく、みたいな使い方はたぶん難しい。

僕の場合は食材は買ってきてすぐ使っちゃうか、保存のきくものを選んで買うようにしているので冷蔵庫がなくってもまぁ、なんとかなっているという感じ。まぁ、森での食事についてはまた別の記事で書いてみようと思います。
ということで、森での電気の話はこの辺にしておこうかなと思います。
ではでは。

2019/05/22
立川談志の粗忽長屋を聞きながら
junota