2019/09/19[日記]うるし体験記

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さて、月10回更新なんていう目標を掲げてしまったので、何か書こうと思います。今回のテーマはといいますと、ずはり「」のはなし。漆にはずっと興味がありました。が、「肌に着くとひどくかぶれる」との噂に二の足をふんで手を出せずにいました。というのは建前の話で、本当は

漆って結構高い!

というのが理由です。単純に買う金をケチっていただけという話、、、笑そんな僕がどうして漆に挑戦することができたのかと言いますと、実はお金持ちになったから、、、ではなく、ある事件が起こったからです。事件に名前をつけるなら、「フワフワになった木のスプーン事件」だろうか。ーーーーーーーーーーーーそれは、夏の暑い日のこと。そして、何日か雨がしとしと降り続けていた。僕は料理をしていて、味付けをするために匙に手を伸ばして僕はギョッっとする。

「ふわっふわの何かに覆われてるっ!」

その正体はカビ。くすんだ緑色っぽい灰色のカビ。持ち手部分はいくらかましだけど、先端を中心に綿あめ状のカビたちがフワフワしていた。この事件以降、僕は日々木のスプーンを作り続けているにも関わらず!自分自身ではそれを使えない!という不思議な状態になってしまいました笑そこで、僕は防水、防腐、抗菌といった作用のある「漆」にチャレンジすることにしました。さて、ここからは僕の漆初体験レポートとなります。漆が気になってる方はは参考にどうぞ。

■用意したもの

・漆(Amazonで購入)

・テレピン(油絵用で持ってたもの)

・溶き皿(もってたやつ)

・刷毛(もってたやつ)

・ビニル手袋(100円ショップで購入)

・拭き取り紙(100円ショップで購入)

・サンドペーパー600番、1000番、2000番ですかね。

合計で2000円くらいでした。思ってたより安い、、、、もっと早くチャレンジしとくんだった笑

■木地を用意する

そして、漆を塗る下地となるものを用意します。用意したのは、

・木のスプーン

・豆皿

・バターナイフ

初挑戦ということで失敗するかもしれないので良くできたなぁってやつ数本と、ビミョーな仕上がりのやつを数本、見繕いました。さて、塗っていきます。

■木固め(一回目)

まず、テレピン:漆=1:1にしたやつを塗っていきます。この行程を木固めというようです。おそらく下地づくり的な意味合いでしょう。テレピンで薄めるとかなり塗り伸ばすことができます。そして、木地によく馴染む感じがします。塗り終わったら、紙で拭き取って放置。こんな感じになりました。割りと薄めの色合いです。

[漆が固まる条件?]

漆が固まるためには、条件があるらしい。どんな条件下というと、「気温25~30度、湿度80~90%」とのこと、湿度や気温によって仕上がりに差が出るらしいです。

ちなみに僕が塗ったときの室内は、といいますと、気温21.4度の湿度85%でした。ちょっと気温が低いけど、、、まぁ、大丈夫でしょう!ということで。

※実際、塗ってみた結果としては全然問題なく固まりました。

■[塗りの2回目]

さて、しばらく放置して固まりました。固まったかどうかをチェックするとき、ドキドキですね。触ってみて固まってなかったら容赦なくかぶれることでしょう笑固まったサイン、みたいなのってあるんでしょうか?次は漆をチューブから出して、そのまま塗ります。チューブから出した直後はコーヒー牛乳みたいな色をしてます。時間が経つとどんどんクリアな茶色に変化していきます。これをそのまま塗っていきます。当たり前だけど、薄めて塗ったときより伸びないね、、、。さて、塗り終わりました。そして、紙で拭き取って放置。と、思ったのですが、拭き取り初めて、あれってなった。

固まってるっ!

全部塗ってから後でまとめて拭き取ろうとしたのが失敗でした、、、。一個塗っては拭き取り、一個塗っては拭き取り、を繰り返した方がいいです。だいぶ濃い色になってしまった、、、。飴色っぽいのが好きだったのにー。まあ、とりあえず放置します。

■3日放置しました。

農家で3日間働きました。今年は雨がおおい、、、。

■やすりをかける

さて!恐る恐るさわってみます。よかった固まってる。表面が少しザラザラしてる感じがしました。ので、ペーパーを掛けます。手持ちの600番で軽くやすりがけ。

■3回目の塗り

そして、3回目の塗りです。やり方は2回目の時と同じです。が、今度は1本ずつ塗っては拭き取る、という風にしました。

そして、しばらく放置

■最後の仕上げ、やすりがけ

さて、固まったようですね。触ってみると、やっぱりザラザラした感じ。結構濃い色になってしまったので、塗るのはこれでおしまいにしようかなと思いますので、最終の仕上げとして磨いていきます。耐水ペーパーの2000番で仕上げました。

■まとめ、反省と感想と

[反省]

・下地の傷が目立ってくる

・木屑だらけの部屋でやらない

・一本塗っては拭き取る、一本塗っては拭き取るを繰り返すこと←2回目の塗りでこうしなかったことが最大のミス

[感想]

色の変化が不思議でした、という、ありきたりなコメントしかできません笑

コーヒー牛乳→べっこう飴→醤油→墨みたいな感じで変化していくのですが、途中のべっこう飴と醤油の間くらいのときに、「あ、いい色だなー。」と思うのですが変色が止まらず、、、あぁ、これはちょっと黒すぎるな、というところで変化が止まる。

色の変化をコントロールできるようになればいいなぁとおもいました。

これからも漆塗りを続けて行こうかなという気持ちになりました。

ので、たぶん漆についてまた記事を書くこともあるかと思います。そして、、、

かぶれ、出ませんでした。(これ大事!)

よかったよかった。ということで、この記事はおしまいです。

2019/09/19

junota

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